憧れの厳冬期槍ヶ岳
街はまだ雪が降らない12月の中旬。北アルプスの山々は安易に人類が踏み込むことができない白銀の世界。
私ぐっさんが昨年の12月に槍ヶ岳に登った時の記録をご紹介します!!
「冬の槍ヶ岳」
この響きに憧れている人も多いのではないでしょうか?
今回のルートは新穂高温泉~槍平~中崎尾根~槍ヶ岳~大喰岳西尾根~槍平~新穂高温泉
1日目
仲間二人と出発!晴天に恵まれ良いペースで穂高平小屋へ。
クライマー憧れの滝谷!
美しいですが、恐怖も感じます。
そして槍平に到着。初日はここでテント泊!とにかく寒かった~!少し重くても分厚いシュラフをお勧めします。
2日目
ここからは誰の踏み跡もない、道なき道を進みます!
ラッセル!膝のあたりまで雪に埋まりながら、先頭を交代しつつ上を目指します。
稜線に上がっても頂は遠く。
稜線は狭くなり、岩場が近づいてきます。
足元はワカンからアイゼンに代わり、ストックはピッケルに!
岩と雪のミックスで歩きづらく、足場が悪いので慎重に歩を進めます。
荷は重く辛いですが、冬しか味わえないこの景色
雑誌に載ってそうなぐらいいい写真!自画自賛ですが(笑)
千丈乗越。ここまで来れば2日目の目的地、槍ヶ岳山荘は近い。槍と小槍も見えてますね~。
目指すべき山頂!!3日目の朝一に目指します。
山荘に到着~。冬は無人です。中は広く快適です。が、とにかく寒い!
やはりシュラフは厚いものが絶対おすすめ!!寝れない夜ほど長い夜はないですから。
3日目
暗い中出発!ヘッドランプの明かりを頼りにルートを探します。
梯子を越えた先に待つものは!?
槍の穂先からの朝焼け。
自分たちだけの空間、時間。
景色を堪能し、記念撮影を終えて、いよいよ下山。
事故の多くは下山の時に起きています。なので、登り以上に神経を使います。
なので、写真は撮っていません!(笑)
なんやかんやあって、無事下山。
今回は天候に恵まれ、トラブルなく山行を終えられましたが、北アルプスが荒れると数日停滞することも。
*正しい知識、確かな技術・経験がない人だけで行くことの無いようにお願いします。
この記事を書いた人
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生まれも育ちも和歌山県。
そんな僕がなんやかんやあって、今は乗鞍に住んでいます。
移動はもっぱらスーパーカブ!!
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