伝統の「厄撒き」行事。三九郎(どんど焼き)
国から豪雪地帯認定されているアルプス山岳郷の旧安曇村地域(乗鞍、さわんど、白骨、上高地)ですが、このあたりで言う「豪雪」とは、新潟や秋田などの豪雪とは違い、①雪の降る期間が長い。②水分の少ない(軽い)雪の為、風で飛びやすく、大雪になっても道路などはしっかりと除雪されていてアクセスしやすい。③地域の人は豪雪だとは思ってない。等、いわゆる豪雪地帯とは若干異なるエリアです。
そんなアルプス山岳郷では毎年1月に1年間の無病息災と年男、年女の厄払いを兼ねた三九郎という行事が大雪の中でも古くから続いてきました。私達の住む地域では、年男と年女がその年の厄をお金やお菓子として撒き(厄撒き)それを地域の人に拾ってもらう。拾ったお金(お菓子)はその日のうちに使う(または食べる)という習わしがあり、これは全国的にも珍しい風習のようです。
今回乗鞍、さわんど、白骨の各地区で行われた三九郎を取材し、動画にしました。是非ご覧ください。
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乗鞍高原にある「日本一標高の高いバウムクーヘン屋さん」で "クーヘナー"としてバウムクーヘンを焼いています。(バウムクーヘンを焼く職人をドイツ語でバウムクーヘナーと呼びます)
車と自然と美味しいものが大好きです。
ヤムヤムツリーでお待ちしてます^^
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