標高差約300mで頂きへ！乗鞍岳「剣ヶ峰」登山

乗鞍高原のシンボル「乗鞍岳」

乗鞍岳は全23座の総称で、その最高峰は標高3,026m「剣ヶ峰」

3,000m級の山では容易に登れる山として有名です。

容易に登れる理由とは！？

標高2,700mまでバスで行けちゃうからなんです！(観光センターから往復2,500円)

今回は標高2,700m畳平から始まる山旅をご紹介。

バスを降りると広い駐車場に売店が数店。中でも目を引くのが

こちら「乗鞍本宮」

ここで安全登山を祈願しスタートしましょう。

早速「鶴ヶ池」の美しい青が魅せてくれます。

道沿いにはヨツバシオガマや

コマクサなど可愛らしい高山植物が楽しませてくれます。

7月も中旬なのにまだ雪渓が残っています。これでも例年よりは少ないんです！

そして雪の白のおかげで、際立つ青。美しいですね～

八ヶ岳、中央・南アルプスの山塊。水墨画のような美しさ。

約30分ほどで「肩の小屋」へ。ここでちょいと一休み。ここから本格的な登山道に。

いざ！頂へ！

乗鞍岳は火山なので、火山岩がゴロゴロしていて少し歩きづらいです。

そんなこんなで山頂が見えてきますが、騙されてはいけません。

山頂は山頂でも剣ヶ峰ではなく、蚕玉岳の山頂なのでペースは変えずに登りましょう。

蚕玉岳に到着！！左が目指す剣ヶ峰、右が大日岳

ここまで来ればもうひと踏ん張り。

ついに剣ヶ峰標高3,026mの山頂に！奥は御嶽山

景色はというと

北アルプスの山々！槍ヶ岳や穂高が！

権現池。これまた美しい。角度によってはハート形に見えますよ～

景色を楽しんだ後は来た道を戻ります。

岩がゴロゴロしているので慎重に下りましょう。砂利にも注意です！

まっすぐ帰るのが味気ない人は、少し寄り道をして畳平に帰りましょう。

10～20分ほどで楽しめる富士見岳や

畳平すぐ下のお花畑を散策しましょう。

スイスを思い出させる一枚が撮れますよ！スイスに行ったことないですが(笑)

体力・技術的に初心者や子どもでも登れる山ですが、標高は3000mを超えるので高山病の症状が出る人もいます。

また、天候が急変することがありますので、しっかり登山の準備をし、なめてかかることの無いようお願いします。

「のらりくらり乗鞍」自分のペースで登山を楽しんでください。